この記事で分かること
- 「ZAC」の特徴とプロジェクト型ビジネスに適している理由
- ZACで利用できる主な機能と料金体系
- ZACを導入するメリット・デメリット
- ZACの導入実績や口コミ
ZAC(ザック)は、株式会社オロが提供するクラウドERPです。販売・購買・勤怠・工数・経費などの業務を一元管理でき、案件やプロジェクト単位で業務を進める企業に適しています。ERPの導入を検討している方のなかには、「ZACでは何ができる?」「他のERPとは何が違う?」と気になっている方もいるでしょう。
本記事では、ZACの特徴や主な機能、料金、導入するメリット・デメリットを解説します。他のERPとの違いや導入実績・口コミも紹介するので、ZACが自社に適しているか判断する際の参考にしてください。
ZAC(ザック)とは
ZAC(ザック)は、「株式会社オロ」が提供するクラウドERPです。販売・購買・勤怠・工数・経費などの業務を一元管理でき、案件やプロジェクト単位で収支を管理できる特徴があります。
ZACはプロジェクト単位で業務を進める「プロジェクト型ビジネス」に適したERPです。例えば、IT・システム開発業や広告・クリエイティブ業、コンサルティング業などでの導入実績があります。
ZACの主な機能と特徴
ZACには、プロジェクト管理を中心に、販売・購買・勤怠・経費管理など、プロジェクト型ビジネスに必要な機能が搭載されています。

出典引用:ZAC
| 分類 | 主な機能 | 概要 |
|---|---|---|
| 基幹業務 | プロジェクト収支管理 | 案件・プロジェクト単位で売上や原価、利益などを管理 |
| 基幹業務 | 販売管理 | 見込・引合から受注、売上、請求、債権までを管理 |
| 基幹業務 | 購買管理 | 発注予定から発注、仕入、支払、債務までを管理 |
| 基幹業務 | 勤怠・工数管理 | 勤務時間やプロジェクトごとの作業時間を管理 |
| 基幹業務 | 経費管理 | 経費の申請・承認・精算やプロジェクト別の経費を管理 |
| 基幹業務 | 工程・在庫管理 | プロジェクトの工程や物販に伴う在庫を管理 |
| 情報共有 | 予定表・コンタクト・文書管理 | 社内のスケジュールや顧客情報、文書などを共有・管理 |
| 管理会計 | 経営モニタリング | プロジェクトや部門ごとの収支を確認 |
このように、プロジェクトに関連する売上や原価だけでなく、工数や経費などの情報もまとめて管理できる点がZACの特徴です。
ZACの料金
ZACの料金体系は、初期費用と月額費用で構成されています。
| 費用 | 内容 |
|---|---|
| 初期設定費用 | 10万円 |
| 導入支援費用 | 利用範囲や要件、プロジェクト体制などによって異なる |
| ライセンス費用 | 利用する機能(モジュール)とライセンス数によって決まる |
| 保守費用 | データセンター利用料 |
導入支援費用については、利用範囲や条件によって0円になる場合もあります。また、月額のライセンス費用は「機能×ライセンス数」で決まるため、必要な機能だけを選択して利用すると良いでしょう。
具体的な導入費用を知りたい場合は、自社で利用する機能や人数を整理したうえで見積もりしてください。
ZACの導入メリット・デメリット
ZACは、プロジェクト型ビジネスに強みがある一方で、すべての企業に適しているとは限りません。導入を検討する際は、メリットだけでなくデメリットも把握し、検討しましょう。
ZACを導入する主なメリット・デメリットは以下の通りです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| プロジェクトごとの収支を管理できる | プロジェクト型以外の企業には機能が合わない可能性がある |
| 販売・購買・勤怠・工数などを一元管理できる | 導入時に業務フローの整理や設定が必要になる |
| 将来の売上・利益の見込みを把握できる | 利用する機能や人数などで費用が変わる |
| 内部統制の強化につなげられる | 導入・定着まで準備が必要になる |
ZACは案件やプロジェクト単位で売上・原価・工数などを管理する企業との相性が良いERPです。一方で、自社の業務形態や既存システムとの相性次第では、導入効果を十分に得られない可能性もあります。
導入前には必要な機能や運用方法、費用などを整理し、自社に適しているかを検討しましょう。
ZACと他のERPとの違い
他のクラウドERPにはないZACの特徴と強みは、主に以下の3つが挙げられます。
データを統合による業務の効率を向上させる
ZACの特長の一つは、データを統合することで業務の効率を向上させる点です。データの統合により重複入力や転記などの作業を減らせるため、業務効率化や人的ミスの削減につながります。
また、各業務のデータをまとめて確認できるため、部門をまたいだ情報共有もしやすくなります。
案件ごとにタイムリーに損益を管理し、利益を確保する
ZACでは、売上や仕入・外注費、工数に基づく労務費などを案件ごとに管理できます。
案件の進行にあわせて予定と実績を確認でき、予算超過や採算の悪化などを早い段階で把握しやすくるでしょう。複数のプロジェクトを同時に進める企業でも、案件ごとの収益性を把握しながら利益管理を行える点が特徴です。
数カ月先の売上や利益を予測し、迅速な経営判断がおこなえる
受注・売上予定や原価などの情報をもとに、将来の売上や利益の見込みを把握できます。
現在の業績だけでなく見込みも確認できるため、人員配置や予算配分などの経営判断にも活用できるでしょう。特に、案件の受注状況によって将来の業績が変化しやすいプロジェクト型ビジネスでは、先々の収益を把握できることが経営管理に役立ちます。
ZACの導入実績・口コミ
ここでは、ZACの導入実績や利用者からの口コミを紹介します。
1,100社以上の企業に導入されている
ZACは、2026年8月時点で1,100社を超える企業に導入されています。ベンチャー企業から大手企業まで、企業規模を問わずに導入されている点もポイントです。
また、プロジェクトがたビジネスを行う企業を中心に、以下のような業種で導入実績があります。
- IT・システム開発業
- ソフトウェア業
- 広告制作・クリエイティブ業
- 総合広告代理店
- 士業・コンサルティング業
- 設備工事・メンテナンス業
- 機械設計・電子設計業
ZACの口コミ
ZACの導入企業からは、以下のような評価が寄せられています。
- 総合広告代理店:ペーパーレス化が進み、事業に必要な情報検索の速度も向上した
- ソフトウェア開発業:ワークフローの改善により、稟議承認に必要なデータ収集の高速化とデータの信頼性向上につながった
- 広報・PR業:紙帳票の電子化により、経理部門全員の作業工数が1人あたり1日1~2時間削減できた
まとめ
ZACは、販売・購買・勤怠などの業務を一元管理できるクラウドERPです。特に、案件ごとの売上や原価、工数を管理できるため、IT、システム開発などのプロジェクト型ビジネスに適しています。
一方で、ERPは製品によって得意とする業務や機能、料金体系が異なります。ZACの機能やメリット・デメリットを確認したうえで、自社の業務や課題に適しているかを検討しましょう。
ERPの導入を検討する際は、ZACだけではなく複数のERPを比較し、自社に必要な機能や導入目的を整理したうえで選定してみてください。
AIクラウドERP導入ガイド編集部
クラウドERPや基幹システムに関する最新動向を整理し、導入を検討している企業様に向けて、選定基準やメリット、失敗しないためのポイントを分かりやすく解説しています。
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